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経験者が語る!不眠&昼夜逆転からの回復の道のり

メンタル・体調管理
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こんにちは、ルナ(@runa_blog)です。

現在、私は薬を飲みながらも、ほぼ毎日

  • 寝ようとしてから30分以内に寝付ける
  • 朝は6:15起き
  • 寝不足で日中眠くなったり、体が辛くなったりしない
  • 薬を少しずつ減らしていけている

という状況をキープできています。

病院にかかるようになって約15年、ここまで来るのは本当に長かった・・

不眠がひどかった時には

  • 薬を飲んでも明け方まで眠れない
  • 昼夜逆転してしまう
  • 起きられずに卒論の口頭試問をブッチした
  • 夜中に部屋の模様替えをしたが覚えていない
  • 夜中にパスタを茹で始めたが覚えていない
  • 強めの薬に変えてもらったら30時間以上寝てしまった

というような状態でした。

まだ不眠が治ったとはいえませんが、悪かった時に比べれば確実に回復してきています。

この記事では、私の約15年の道のりを振り返ってみたいと思います。

1年や2年スパンで振り返ってもあまり変化がなくても、15年振り返ればかなりの変化がありますね。

なかなか不眠が良くならなくて辛い方の希望に少しでもなれますように。

 

20代前半(発症から悪化)

21か22歳の時に体調がおかしくなり、病院へ行ったところ、『自立神経失調症』と言われました。

最初は不眠の症状はなかったのですが、次第に朝が起きられなくなりました。当時コンビニで早朝バイトをしていましたが、出勤できないので辞めることに。

だんだん寝付きも悪くなっていきましたが、合う薬が見つからず、次第に昼夜逆転生活になっていきました。

当時は家庭内にゴタゴタがあって、実家をどうしても出たかったので、薬飲んだけれど寝られないフラフラ状態で親に直談判したりしてました。

家を出て一人暮らしをしたいこと、大学を辞めて専門学校へ行きたいこと。

大学は留年が決定していましたが、春学期は授業がなかったため、5回生の春から専門学校へ行くことになり、その少し前から一人暮らしも始めました。

このへんを書き始めるとめちゃめちゃ長くなるので、睡眠関係に絞ってどんな状態だったのか書いていきますね。

30時間以上寝ていた

寝付きが悪すぎて辛いと診察で訴えた結果、強めの睡眠導入剤を処方されました。

寝れるかも~と期待してベッドに入ったら、眠れたのはよかったんですが、起きたら翌日の真夜中Σ( ̄ロ ̄lll)

30時間以上寝ていました。

すぐにその薬は処方から消えました!

 

朝起きたら部屋が模様替えされていた

寝れん寝れんと思って寝付くまでの間に、部屋の模様替えをしていたようです。

朝起きたらベッドや家具の位置が変わってるんですよ!なのに全く記憶にないという・・

一度だけでなく、何回もありました。

睡眠障害ではないと言われた

なかなか睡眠が安定しないので、一度脳波の検査をしましょうと言われて、大学病院に一泊の検査入院。

結果、脳波には異常がないので、睡眠障害ではない、精神的なものでしょうって精神科で言われてしまいました・・

でも、元の病院(診療内科)に戻るのではなく、こちら(大学病院)のほうへ通って下さいとのことで転院になりました。

病院へ行くためにオールしていた

通うことになった大学病院は隣の県、しかも朝一で行かないといけなかったので、朝起きられないのに行けるわけない!

というわけで、通院日の前日はカラオケとかでオールしてました。

おかしいだろ!と思いつつ他に方法も思いつかなかったんですよね。

しばらく通った後、地元にサテライトがあることが判明したので転院させてもらいました。

卒論の口頭試問をブッチした

一人暮らしは1年弱で終わり、実家に連れ戻されたり、専門をやめたり、なんやかんやありつつ、大学はなんとか卒業できました。

卒論の口頭試問ブッチしたけどな!爆

何度も家に電話がかかってきて、親が起こしてくれたらしいですが、全く起きなかったそうです。

後日、確実に起きられる時間に改めて時間をとって頂き、どうにか合格=卒業となりました。

夜中にパスタを茹ではじめる

一人暮らしの頃は夜中の奇行は『模様替え』でしたが、実家に戻ってからは『何か食べようとする』に変わりました。

多分、実家は重い家具が多くて動かせないからかな?

夜中にパスタを茹で始めたのを夜型の母に発見されて止められたり、トーストを焼いて食べたりしていたようです。

起きた時には覚えてないので、言われて初めて知る状態。

なんとなく覚えているのは、お腹が空いてるから寝れないんだ、食べたら寝れるはずと考えていたみたいです。

 

20代後半(少しずつ安定してくる)

大学病院から転院したサテライトに通うようになって、通院のためにオールする必要はなくなりました。

生活面では26の時に実家を出て旦那と住みはじめるという大きな変化がありました。

入籍したのは1年ちょいしてからですが、便宜上、旦那と書いていきますね。

 

旦那の出勤を見送れない

薬の処方は決まってきて、昼夜逆転ではなくなったものの、まだすんなりと朝起きられる状態ではなく、起床時間もバラバラ。

起きたらすでに旦那は仕事に行った後で、出勤を見送れないこともよくありました。

生活リズムが定まらない

実家時代はなんとか規則正しい生活をしようと、寝付けなくても薬を飲む時間を一定にしようとしていましたが・・

同居開始からリズムがグチャグチャに。夜10時頃帰ってくる日も多く、それから夜ご飯でしたから。

その後お風呂に入って薬を飲んでたので、朝に薬が残っていたんだろうな~と今は思います。

旦那の退職を機に規則正しい生活に

28の時に入籍し、晴れて夫婦となりましたが、結婚後2ヶ月で旦那が病気で退職。

会社がブラックだったため、話し合いなど大変でしたが、生活リズム面では好転しました。

二人とも規則正しい生活ができるようになり、寝付きが悪い日もあるものの、だいたい朝は8時くらいに起きられるようになりました。

医者とバトルして再び転院

大学病院から転院したサテライトに通うようになって、通院のためにオールすることはなくなりました。

でも、診察は数分で顔を見て話すことが全くない状態にはすごく不満を持っていました。

ある時いきなり寝る前の薬を減らしましょうと言われ、量を減らすという過程を踏むとか、診察の感覚を短くするということもないまま

この薬は今回から出しません。次はまた4週後来て下さい

この時点でかなりブチ切れ気味でしたが、とりあえずは受け入れました。

でも、案の定ほぼ毎日寝付きが悪くなって、次の診察で辛さを訴えましたが、また顔も見ず詳しく聞いてくれるわけでもなく・・

薬は出しませんの一点ばりに、今度こそブチ切れ!

泣きながら病院を飛び出して、他の病院を探しました。

紹介状がなかったからか、なかなか受け入れてくれる病院がありませんでしたが、旦那の通院先に無理を言って、通えることになりました。

 

30代前半~今(着実に回復に向かってます)

31で前の会社を辞めて今の職場に転職しました。

辞める直前は無茶な勤務、辞める時にはもめたせいで一時期悪化はしましたが、それ以降は確実に回復していっている実感があります。

徒歩通勤になり負担が軽くなった

前の職場は電車通勤でしたが、今の職場は徒歩通勤のため、体調への負担が軽くなったのは大きいと感じています。

少しずつ目覚ましを早め始めた

朝が遅めではあるものの、ほぼ一定の時間に起きられるようになったので、目覚ましの時間を少しずつ早めていきました。

8時だったのが7時半に、7時半から7時にといった感じで早めていき、慣れてきたらまた早める。

どうしても目が覚めずに二度寝してしまうなど、厳しいと感じたら15分単位に変えてみるといった感じでした。

ここ3年ほどは6時15分起きを継続できています。

寝る前の薬が減りはじめた

去年と今年の春に寝る前の薬を減らすことに成功しました。

自分としては薬はキープでも良いから起きる時間を早めていきたいと考えていました。

今の職場で勤務時間を増やそうと思ったら、朝からのシフトに入るしかないので・・

ですが、お上からのお達しで処方に規制がかかってしまい、減薬せざるをえませんでした。

結果的には、減薬にはなんとか成功したものの、しばらくは起きる時間をあまり早められないなという感じです。

 

まとめ:去年と今年はあまり変わらなくても15年前とは大違い!

だいぶ長い記事になってしまいましたが・・

この15年で昼夜逆転からまぁまぁ一般的な時間の起床になりましたし、夜中に何かやらかして記憶が飛ぶこともなくなりました。

たまーに寝付きが悪い日があっても、しゃあないな~とあまり気にしなくなりました。

悪い時って

いつまでこんな状態が続くんだろう・・

そう考えがちですが、私みたいに少しずつでも回復していった人もいるよ!

だからあまり不安になりすぎないでと伝えたいです。

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